BISLEY

BLBG株式会社井上 雅士様

英国伝統のメンズウエアにも通じる、
人に寄り添う機能性が魅力

「グローブ・トロッター」、「フォックス・アンブレラ」、「ターンブル&アッサー」など、英国の伝統的なラグジュアリーブランドを取り扱っているBLBG。BISLEYを導入したのはオフィスを拡大した約5年前。英国に特化した商社にふさわしいオフィス家具を採用しようと、田窪社長がBISLEYに白羽の矢を立てた。

「弊社で取り扱っているグローブ・トロッターは、昔から変わらない伝統の形のスーツケースをつくり続けています。イギリスでスーツケースといえばグローブ・トロッターというくらい代名詞的な商品です。BISLEYもこのブランドと同じですよね。メタルのキャビネットといえばBISLEY。どちらも歴史がありますが、個性的なカラーリングでモダンな印象がずっと残っているところが似ている。社長の田窪も、そういったところに惹かれて採用したようです」。
そう語るのは、プレス担当の井上雅士さん。

オフィスの壁には3段のラテラルファイルが隙間なくぴっちりと並べられている。部署ごとに使用するキャビネットが振り分けられていて、井上さんが担当するRPでは、毎シーズン制作しているカタログ、それにともなう資料、商品貸し出しの履歴、販促用のイベント資料やプレゼントなどを保管しているそう。

「店舗のディスプレイを担当する部署では塗料などもキャビネットに収納していますよ。容量が大きいので、書類だけでなくいろいろな物を入れられるのがいいところ。このくらいのサイズになると重くて引き出しづらかったり、時間経過によって変形してくることもありますが、BISLEYの商品は5年たってもまったく問題なし。この頑丈さも魅力ですね」

さらに目を引くのが、デスク下のキャビネット。「みんなそれぞれに色(個性)を出して仕事をしてほしい」という社長の思いから、社員ひとりひとりが好きな色をセレクト。そのため赤、ネイビー、グリーン、グレーなど、色とりどりのキャビネットがオフィスを彩る。

「デスクまわりのアイテムは、おしゃれな物がほとんどないと思うんですよ。オーダーではつくれるかもしれませんが、既製品で、歴史もあって、機能的かつ削ぎ落とされたデザインといえばBISLEYが代表格ですよね。今まで長く使われ続けてきた理由もそういったところにあるのではないでしょうか」

BISLEYの商品は、BLBGで取り扱っている英国品に通じる部分が多いという井上さん。商品のことをよく知らない人が見れば、BISLEYのキャビネットは何の変哲もない普通の棚。しかし、その主張しすぎない「変哲のなさ」がとても英国的なのだとか。「イギリスには“アンダーステイトメント”という言葉がある通り、目立ち過ぎないことが美徳という風潮があります。とくにジェントルマンたちはそういう価値観を持っている人が多いので、BISLEYも英国で長く受け入れられてきたのではないでしょうか。カラーリングはキャッチーですが、人に寄り添うような機能性というか雰囲気があるところは、イギリスの伝統的なメンズウエアに通じるものがありますね。

控えめなビジュアルだけではわからない、機能性と頑丈さ。イギリスの伝統的なラグジュアリーブランドを愛する会社だけに、アンダーステイトメントなBISLEYの商品が心に響いたのかもしれない。

PROFILE

BLBG株式会社(ブリティッシュ・ラグジュアリーブランド・グループ)

井上 雅士様

https://www.blbg.co.jp/

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